巨人が10月26日のドラフト会議で1位指名を即戦力の大卒投手を指名する方針を固めたことが29日、分かった。桐蔭横浜大・古謝樹投手、国学院大・武内夏暉投手、東洋大・細野晴希投手、青学大・常広羽也斗投手(いずれも4年)らを最上位候補に位置づける。

今季は、ここまで先発投手陣は戸郷が12勝、山崎伊が9勝を挙げるも、菅野の離脱もあり安定したローテーションを形成するには至らなかった。赤星、横川が4勝をマークするもいずれも黒星が先行した。

指名候補に挙がっている4投手はいずれも最速150キロ超を誇る。左腕は個性的な投球フォームの古謝、制球力が高い武内、本格派の細野、万能型右腕の常広と好素材をリストアップした。最終的な決定は10月に入ってからのスカウト会議になる。

【一覧】大学生プロ志望届提出者