ソフトバンクから育成3位で指名された九州国際大付・佐倉侠史朗内野手(17)が2日、福岡・北九州市内の九州国際大で指名あいさつを受けた。体重100キロを超える巨漢スラッガーは「チームを優勝に導けるような選手になりたい。目標は3割30本なので、打てるように頑張りたいです」と初々しく意気込んだ。

佐倉は花巻東・佐々木麟、広陵・真鍋、大阪桐蔭・前田(ソフトバンクドラフト1位)とともに「高校四天王」と呼ばれた。高校通算31本塁打で、1年生の時から九州国際大付で4番。21年秋の明治神宮大会では準決勝・大阪桐蔭戦で特大ホームランを放つなど、下級生の頃から注目を浴びていた。

育成指名で大学進学も選択肢に入る中、本人の強い希望でプロ入りを決意。佐倉は「柳田選手や近藤選手のような先輩たちに追いつき、追い越していきたいです」と話した。

◆佐倉侠史朗(さくら・きょうしろう)2005年(平17)11月3日生まれ、福岡県久留米市出身。小1の時に軟式「宮ノ陣フラワーズ」で野球を始め、宮ノ陣中では硬式「球道ベースボールクラブ」所属。九州国際大付では1年春からすでにベンチ入り。高校通算31本塁打。憧れはヤクルト村上宗隆。184センチ、103キロ。右投げ左打ち。

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