秋季練習第4クール最終日を迎えたロッテ投手陣が7日、ZOZOマリン裏で砂浜ダッシュを行った。

球場で投内連係を行った後、歩いて向かった先はマリンに隣接する海岸。ところがこの日は、朝からJR京葉線や総武線が遅延するほどの強風が吹き付けていた。

立っているだけで顔に小石や波しぶきがとびはね、服はあっという間に砂で茶色に…。過酷な環境に、はじめは顔をしかめながらダッシュを繰り返していた面々だったが、次第に晴れ間がのぞくと、後半の捕球トレーニングでは笑顔も見られた。

佐々木朗希投手(21)は小野投手コーチが投げたフライをキャッチしようとして、砂に足を取られて転倒する場面も。“砂まじりのロウキ”に周囲も笑顔だった。

体力強化がメインの秋季練習。吉井理人監督(58)は「ここ(球場)でずっとやるとモチベーションが上がらないので。たまには場所を変えてやるのもいいと思った」と説明。砂浜での下半身強化は、もともとこの日の練習メニューに組み込まれていた。しかし、目を開けていられないほどの風は想定外。「ちょっと、今日ではなかったです」と苦笑いだった。

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