侍ジャパンが韓国とのタイブレークの接戦を制し、全勝優勝で連覇を決めた。今大会から指揮を執る井端弘和監督(48)にとっても、記念となる初優勝になった。同点に追いつき迎えた10回2死満塁、門脇誠内野手(22=巨人)が三遊間を破るサヨナラ打を放った。

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古賀悠斗捕手がプレッシャーをはねのけ、代打バントを決めた。タイブレークの延長10回無死一、二塁、中大の1学年後輩・森下の代打で出場。初球を投前に転がし、劇的勝利への流れをつくった。この日の試合前に井端監督から代打バントの可能性を告げられ「8回くらいから準備してた」中で仕事を果たし、「野球人生の中で一番緊張した」と安堵(あんど)した。

【アジアCS】井端ジャパンがサヨナラ連覇!白熱の日韓戦、タイブレークで門脇が決めた/詳細