ヤクルトの24年シーズンの開幕投手は、例年通り? の直前発表となりそうだ。高津臣吾監督(55)は「まあそのキャンプを見ながら、オープン戦を見ながらとは思いますが。うん、そう書いておいてください」と言った。昨季は小川が3年連続7度目のスターターを務めたが、その時も開幕1週間前のアナウンスだった。他球団では、すでに日本ハムが伊藤、巨人が戸郷と、来季の開幕投手を公表。ロッテも吉井監督が「現時点では小島」と発表したが、高津監督は焦らず、見極めていく方針だ。

小川はもちろん筆頭候補に挙がるが、球界最年長で開幕時には44歳となる石川、WBC日本代表の高橋、21年を最後に白星から遠ざかる奥川ら、候補者は多くいる。指揮官は「早く公表してしまうと、そこを目標にしてた人ももちろんいるわけなので」と競わせる。「正直、今何も決まってるあれじゃないですけども、候補は何人かいて、その中から絞っていくという作業になると思うので。まあ、みんながそこを目指してね、いろんなポジションを目指してこう競争してほしいなっていうのが、ありきたりの答えです」と続けた。じっくり、その時を待つ。【栗田尚樹】

【関連記事】ヤクルトニュース一覧>>