東京6大学の立大にアスリート選抜で合格した5人が8日、取材に対応した。

甲子園経験者の広陵・小林隼翔内野手、山梨学院・進藤天内野手、仙台育英・田中優飛投手、大阪桐蔭・村本勇海内野手、大垣日大・山田渓太投手(いずれも3年)らがすでに入寮し、全体練習に加わっている。

史上初の世界一を果たしたU18W杯で日本代表の主将を務めた小林は「ショートで勝負したいなとは思っているんですけど、進藤ともポジションがかぶっているので競争して。サードや外野もできるので、とにかく試合に出られるところでチームに貢献したい」と話した。

広陵の先輩である今秋のドラフト1位候補の明大・宗山塁内野手(3年)と同じリーグでプレーする。「自分にプラスにしかならない。しっかり見て吸収したい」と待ち望む。大学野球で過ごす4年間について「プロに入れるように成長したい。遊ぶ時間がもったいない。大学でももっともっと野球にのめりこんでいきたい」と志を高く持つ。

 

田中「卒業をしたあとに野球を職業にできる投手になりたい。試合に出るのが一番スカウト陣の目にも留まる。なるべく早く試合に出られるような技術を身につけたい」

 

進藤「まずはAチーム入り。6大学のトップスターである宗山塁さんのように6大と言えば進藤と言ってもらえるようになりたい」

 

村本「卒業式の時に(大阪桐蔭からソフトバンク入りした)前田としゃべりました。『4年後にプロ入れるように頑張るから、お願いします』みたいな話をしました」

 

山田「日本を代表する投手になりたい。特別球が速かったり、体が大きいわけじゃないので、普通のピッチャーとは違う上品なボールというか、質の高いボールを投げたい」