西武ドラフト1位の武内夏暉投手(22=国学院大)が、オープン戦に初登板初先発し、4回を1安打無失点に抑えた。

スタンドをどよめかせたのは、2回だった。先頭の細川に三塁打を浴びたが、石川、高橋周、鵜飼を3者連続三振。鵜飼には自己最速タイの154キロの速球で空を切らせた。

1、3回には四球で走者を許しながら、巧みなけん制球で誘い出し、ピンチの芽をつんだ。

登板後、武内は「ピンチでも冷静に投げることができて、バックのみなさんも守ってくれたんで、本当にいい投球になりました」と笑顔。「空振り(三振)が5個も取れたので、決め球の部分は良かったなと思います。前回の登板から真っすぐも変化球も低めに投げることを意識してきて、結果につながったんで良かったと思います」と手応えを示した。

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