阪神大山悠輔内野手(29)が20日、初めて国内フリーエージェント(FA)権の取得条件を満たした。白鴎大から16年ドラフト1位入団で8年目。試合前に取材に応じた大山は「ここまで来るのにいろいろあったが、1人では難しかった。家族、裏方さん、担当スカウトの平塚さんにすごくお世話になったし、金本監督、矢野監督、岡田監督に使っていただいたおかげで権利を取得することができました」と感謝の言葉を並べた。行使については「今は目の前の試合をしっかり全力でやるだけ」と話すにとどめた。

20年には28本塁打。昨季は全試合で「4番一塁」に座り、最高出塁率者賞(4割3厘)を獲得するなど打線の顔になった。不動の4番に対しては球団も全力で慰留に努める。

【関連記事】阪神ニュース一覧>>