広島が巨人に快勝した。初回に4点を奪い、先発森下暢仁投手(26)を援護。森下は自己ワーストの12安打を浴びながらも、粘り強い投球で7回途中2失点にまとめて今季初勝利を挙げた。森下は球団では03~05年の黒田博樹以来の巨人戦7連勝となった。新井貴浩監督(47)の試合後の一問一答は以下の通り。

-初回4得点で優位な試合展開だった

新井監督 ツーアウトからだったんですけれども、よくつないで点を取ったと思います。

-森下投手が7回途中2失点。被安打12だが、内容は

新井監督 粘りながら、要所要所でしっかり投げてくれたと思いますし、また、バックもしっかり守ってくれましたね。ナイスピッチングだったと思います。

-7回に2点取られた直後に宇草弾。流れ的にも

新井監督 大きかったですね。その前も代打でヒット打ってますし、本当に大きなホームランだったですし、彼の今年にかける意気込みみたいなのをすごく感じました。

-守備では久保、野間、矢野にもいいプレー

新井監督 彼はもう、矢野は守備はピカイチなので。バッティングも良くなってますけどね。(久保)修も、球際を果敢に攻めていってくれたと思います。

-森下は6回終えて92球。無失点だから7回続投させたのか

新井監督 いや、もちろん点を取られてないっていうところもあったし、あと昨日、結構ピッチャー投げてるんで。そういう、いろんな絡みがあってという感じかな。

-打線は

新井監督 ツーアウトからだったので、これはやっぱり相手にとってもダメージが大きい攻撃だったと思います。みんなナイスバッティングです。

-ベテランの働きも

新井監督 そうよね。やっぱり経験のある選手たちが引っ張ってくれていると思います。

-6回の堂林のセーフティーは

新井監督 それは作戦のことだから、あまり言えないけど、周りが見えてるなと思いますね。次の1点の重みっていうのがね。次の1点が大切だっていうことをね、彼もわかってると思うし、本当に周りが見えてるなと思いますし、彼のその献身が出た打席だったと思いますよ。

-宇草はこれまでと打撃の違い

新井監督 しっかりと振り切れるようになったよね。細かいこと言うと長くなるけど、メカニック的にも去年の宇草と今年の宇草は違う。去年1軍で1試合も、登録もなかったでしょ? やっぱりキャンプの時から、彼が今年にかける思いっていうのは伝わってきたし、開幕は1軍にいなかったけど、ファームでも高監督はじめ、スタッフみんな、宇草がいいという推薦があったんでね。ファームのスタッフも喜んでるじゃないですか。

-今週は若手が

新井監督 そうだね。若い選手がいいものを見せてくれてるし、ベテラン、中堅選手もしっかりと引っ張ってくれてる。そんなに、特に野手というのはトントン拍子でバンっていくとは思ってないので、またシーズン中ですけど、日々勉強で頑張ってもらいたいなと思います。

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