首位阪神との総力戦で延長12回を戦い抜いたDeNA三浦監督は「みんな頑張ったと思う。もちろん、あと1本というところだったけど、相手も必死。最後まで攻めてくれたと思う」と選手たちをねぎらった。

8投手に、野手はベンチ入り全17人をつぎ込んだ。他球場より30分早く始まったが、4時間を超えたため、試合後に予定されていた米米CLUBの石井竜也のライブも中止されるロングゲームだった。

三浦監督は選手を責めなかったが、攻守に反省点は残る。5回1死一塁で、京田がカウント1-1から空振り。スタートを切っていた一走の山本は二塁で刺された。最低でもバットに当てないといけなかった。直後の6回、左翼楠本の適時失策で追い付かれた。攻守にほころびが出た。9回からは4イニング連続で得点圏に進めるも、サヨナラならず。もちろんリリーフ陣の頑張りは光ったが、“負けなかった”よりも“勝てなかった”試合だった。

▽DeNA山本(2回、阪神村上から先制打)「良い投手なので追い込まれたらついていくしかないと思い、何とか打てました」

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