DeNAの“強力打線・改”が渋い野球で勝ちをもぎ取った。同点の7回、先頭の代打梶原が左翼越えの二塁打で出塁すると、蝦名が初球で今季初犠打を決め、オースティンの三ゴロで1点を勝ち越した。8回には無死一塁から山本が初球で犠打を決め、森敬が右前打でつないで梶原の内野ゴロで追加点。12球団最少の21犠打ながら、その2つを確実に点につなげ、三浦監督は「リズム的に一発で決めて流れも良かった。大きな追加点になったと思います」と称賛した。

「長打力」と「手堅さ」の二面性を持ち合わせる。この日は22年から不動の4番を務めた牧が、右太もも裏の肉離れから復帰直後ということも考慮してルーキーイヤー以来、3シーズンぶりに3番に入った。4番には5年ぶりに古巣復帰した筒香。5、6番には首位打者経験のある宮崎、佐野が名を連ねた。

今季打率3割を超える蝦名と山本、スピードスターの森敬と個性豊かな中堅、若手が周りを固める。前カードの日本ハム戦では3戦4発で3カードぶりのカード勝ち越しに成功。横浜に帰還し、手堅い野球で確実に追加点を重ねた。変幻自在のDeNA打線が、交流戦連覇への鍵になる。【小早川宗一郎】

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