日本ハムが4連勝&4カード連続勝ち越しで、2位ロッテと2ゲーム差に迫った。3シーズンぶりに復帰した先発ドリュー・バーヘイゲン投手(33)が、6回77球を投げ2安打2失点と好投。NPBでは21年10月9日ロッテ戦(札幌ドーム)以来、1015日ぶりの勝利を挙げ、流れを引き寄せた。貯金を3に増やし、新庄剛志監督(52)は1試合を残し、就任3年目で初の前半戦貯金ターンを決めた。
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ようやく助っ人右腕の本領発揮だ。再来日2戦目のマウンドは球威、変化球いずれも上々の内容で、ロッテ打線を翻弄(ほんろう)した。15安打10点と打線の大量援護もあり「打線が多く点を取ってくれたことに感謝していますし、伏見さんがいいリードをしてくれたっていうことにも感謝していますし」。まずは勝利を呼び込んでくれた味方への思いを、口にした。
本来の球速が戻ってきた。初回、小川には150キロの直球に、152キロのツーシームをまじえ、最後は149キロのツーシームで左邪飛に。2回は佐藤相手に、150キロ超のツーシームからカーブと、緩急もまじえ、打ち取った。5回2安打という内容に「球速も変化球もテンポも良かった。全体的に自分らしくて良かった」と復調を喜んだ。
推定年俸3億5000万円の大型補強。序盤は調子が上がらず出遅れたが、ここから借りを返す。新庄監督は「変化球投げそうなピッチングっすよね。多少動いているんですけど。めちゃくちゃ打ちずらいっすよ。しっかりボールを見て、捉えるときに動くんじゃないかって時にまっすぐが来たり。で詰まってしまう」と分析。直球かツーシームか。球速が戻ったことで、バッターの対応は、極めて難しくなった。
3年ぶりの日本球界。前回在籍の20、21年はコロナ禍もあり「ファンの熱気や応援を経験できなかった。それを経験したいという思いもあって帰ってきた」。登場曲に合わせ歌うファンには「本当にサポートをしてくれて、リズムに乗れた」と、感謝した。
復帰初登板だった13日ソフトバンク戦は、5回までに3つの盗塁を許すも、今回はクイックを加え、許した盗塁はゼロ。新庄監督は「クイックもしてくれてましたしね。(前回より)全然いい。(ローテーションに)厚みが出ますね」。早くも後半戦に向けた好材料が、そろってきた。【永野高輔】



