西武の高松渡外野手(26)が移籍後初めての安打を放った。

0-0の8回2死から岸、ネビンが連打。代走で途中出場した足のスペシャリストに打席が回り、しかし代打は送られない。西川が右肩の違和感でベンチを外れており、残りメンバーの関係から、高松が大事な場面をそのまま任された。

「自分が決めようというより、なんとか塁に出て後ろにつなごうと」

今季13打席でノーヒット。中日から移籍し3年目、まだヒットがない。

「去年までなら打席数も少なかったのでしょうがないというところもあったんですけど、今年は何回か立つこともあって、悔しい気持ちはありました」

追い込まれながら食らいつくと、打球はしぶとく一、二塁間へ。一塁駆け抜けタイムは「今は測ってないですけど、高校時代は3・5秒みたいな話はありました」

日刊スポーツ記者の計測で、この日は一塁到達が3秒69。長所を存分に生かした内野安打で満塁を作った。「かえしてくれたらうれしいな」。そう願いながら、続くデービスの適時打に笑顔がはじけた。

厳しいシチュエーションでのものも含め、今季すでに5盗塁。打席の内容がさらに上向けば、チャンスは広がる。西口文也監督(52)は「移籍後初安打。打ってなかったんか~いって感じだったんやけど、あのヒットは大きかった」とたたえていた。【金子真仁】

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