横浜の最速148キロ左腕の奥村頼人投手(3年)が、ロッテから3位指名を受けた。
昨秋、明治神宮大会優勝、センバツ優勝と、新チーム結成から春季関東大会まで27連勝。今夏の甲子園にも出場し、高校野球界をけん引してきた横浜のエースだ。最速148キロの真っすぐとチェンジアップ、スライダー、カーブを操る。打ってはミート力のある打撃で4番を務め、登板のないときは外野を守るなど、二刀流としても活躍。U18W杯プエルトリコ戦で好投。高校日本代表でもその存在感を示した。
「一番プロ野球選手を輩出しているのは、横浜なので」と、彦根中(滋賀野洲ボーイズ)から横浜へ進学。滋賀県の八日市で野球部監督を務める父倫成さんと、小学校教諭の母いつ子さんに「家を出るからにはしっかり1人前になって帰ってきなさい」と送り出され、覚悟を決めた。
朝6時からの自主練習は欠かさず。寮のトイレ掃除を2年半担当するなど、礼儀から徹底的にたたき込まれ、人間性でも認められる横浜のエースに成長した。「横浜に入学したときから、甲子園出場でさらにレベルアップしてプロの道に行くというのは決めていた」。夢をかなえるときがきた。



