来年の主役は高校生だ。夏の甲子園制覇に導いた沖縄尚学・末吉良丞(りょうすけ)投手、投打両面で圧倒的なスケール感を放つ山梨学院の菰田陽生投手、横浜(神奈川)のエース織田翔希投手、甲子園初出場ながら物おじしない投球で観客を沸かせた聖隷クリストファー(静岡)の高部陸投手。そして、低反発バット導入後初の大会2本塁打で夏の甲子園準優勝に貢献した日大三(東京)の田中諒捕手。この5人を軸に、来年のドラフト戦線を騒がせそうだ。

さらに末吉とともに優勝に貢献した沖縄尚学の新垣有絃(ゆいと)投手、最速151キロの直球を操る高知中央・堅田徠可(くうが)投手、花巻東(岩手)の古城大翔内野手と赤間史弥外野手ら。スカウトからは「今年は高校生の中で石垣しか1位候補とはっきり言える素材がいなかったが、甲子園を見る限り来年は高校生からドラ1がもっと出てきそう」との声が目立った。

大学では最速159キロを誇る仙台大の佐藤幻瑛投手、渡部海捕手と鈴木泰成投手の青学大バッテリー、5季ぶりのリーグ優勝に貢献した明大の榊原七斗外野手ら今夏の大学日本代表が筆頭だ。社会人では早大時代に指名漏れを味わった三菱重工Eastの印出太一捕手や日立製作所の鵜沼魁斗外野手に期待したい。【平山連】