阪神佐藤輝明内野手(27)がリーグ最多に並ぶ7号ソロで首位堅守に貢献した。6-2の7回、高梨のフォークを完璧にとらえて右翼席中段まで飛ばした。

打った瞬間に確信したように走り出した主砲は「良かったですね。いい状態をキープできればな、と思います。いい準備をしっかりできていると思うので、続けていきたいです」と冷静。神宮の大歓声に、にこやかに手を上げて応えた。

3試合ぶりの7号ソロ。ロケットスタートを切った同僚の森下をじりじりと追い上げ、4月最終日に肩を並べた。断トツの打率3割7分6厘、25打点と合わせて打撃「3冠」。さらに3安打と1四球で、タイトル対象の安打数(38)、出塁率(4割4分4厘)でもリーグトップを維持。盗塁以外の打撃タイトル総なめとなる5部門で最上位に立っている。

29日のヤクルト戦では左腕山野のスライダーにタイミングが合わず、計4三振。少し元気がなかったが一夜明けてウソのように本来の姿を取り戻した。積み重ねた技術はちょっとやそっとじゃ揺らがない。昨季2冠&MVPのNPB最強打者が、最高の形で3、4月を終えた。今年最初の月間MVPも大きくたぐり寄せた。

【動画】阪神佐藤輝明リーグトップに並ぶ7号ソロ 雨の神宮の夜空を切り裂くアーチ