広島ドラフト1位の福井優也投手(23=早大)が21日、日南市内の天福球場で今キャンプ初めて、打撃投手を務めた。会沢、堂林ら4選手を相手にすべて直球で31球を投じて、安打性の打球は3本にとどまった。最速は138キロだったが「久しぶりに投げました。打者を立たせて感覚を戻すつもりで。ほぼ全力で投げられるようになってきました。(指に)かかったときに、いい球が来ていました。回転も良かった」と笑顔も見せた。抜け球も5球見られたが、まだ調整段階。沖縄キャンプ序盤に右太もも裏の張りを訴えて出遅れていたが、日南に入ってペースアップした。

 [2011年2月21日21時18分]ソーシャルブックマーク