<全日本大学野球選手権:九州共立大2-0創価大>◇14日◇準々決勝◇神宮

 創価大のエース小川泰弘投手(4年=成章)の連投は報われなかった。171センチと小柄ながら、メジャー300勝投手のノーラン・ライアンばりに左足を高く上げる独特のフォームで前日は3安打完封。この日は4安打に抑えたが、打線の援護なく4強入りを前に敗れた。失点は4回、2死から四球を与え、直後に二塁打を浴びた1点。7回、1安打されたあと野手に2つの失策が出て失った1点だった。小川は「(4回の二塁打は)ストライクを取りに行った球を狙われた。切れがあれば違った。まだまだ力がないと思います」と話した。