広島の新外国人ヴィニー・チューク投手(31=パイレーツ傘下3Aインディアナポリス)が27日、マツダスタジアム内で入団会見を行った。「自分にできることをしっかり出して、チームの巻き返しに貢献したい。一丸となって順位を上げたい」と、9日に長男ハドソンくんが生まれたばかりのパパは、やる気十分だ。
188センチの長身から最速150キロの速球やスライダーを駆使する右腕は「できれば勝っているゲームでリードを守り切って勝利につなげる仕事がしたい」と胸を張った。メジャー通算7勝。主に中継ぎ投手として活躍してきた自負がかいま見えた。
抑えの永川勝やセットアッパー横山、シュルツらの相次ぐ離脱で、救援陣は苦戦続き。この日のヤクルト戦も終盤に失点し勝負を決められた。チュークにはセットアッパーや抑えの役割が期待される。実戦は7月初旬から離れているが、遠投や投球練習は続けており「コンディションは問題ない。抑えをやれと言われればやるし、もちろん中継ぎもできる」と頼もしい。
今季3Aで同僚だった岩村(元ヤクルト)からは「日本の左打者は当てるのがうまい」など日本野球の情報も仕入れた。メジャーでも松井秀(エンゼルス)やイチロー(マリナーズ)ら日本人選手と対戦経験がある。「僕がメジャーで初三振を奪ったのが確か松井だった。イチローは遊ゴロに打ち取ったのに(足が速くて)セーフになったよ」と笑った。28日にも練習を再開し、30日に東京遠征から戻るチームへの合流を目指す。その右腕に大きな期待がかかる。
[2010年7月28日11時56分
紙面から]ソーシャルブックマーク



