<阪神4-6巨人>◇19日◇甲子園

 一気に突っ走れない苦しさが、シーズン終盤の真弓阪神にはある。巨人に対し、今カード1勝1敗で引導を渡すことはできなかった。真弓明信監督(57)は、2回6失点で降板したランディ・メッセンジャー投手(29)の乱調を残念がった。「立ち上がりやね。何とか追いかける雰囲気にはなるが、ちょっと大きすぎた」と表情こそ淡々として見えたが、口調はため息交じりだった。序盤の大量失点で、試合の行方はあっさり決まってしまった。

 198センチの助っ人右腕は8日の中日戦は2回途中に頭部死球で危険球退場。中2日で先発した11日ヤクルト戦は、7回無失点と好投したが、再びの背信投球だ。巨人戦では8月22日(東京ドーム)も3回3失点で降板していた。「意識することもあるが、それは関係ない。投球自体が悪かった」と肩を落としていた。今後は中継ぎでの起用も視野に、ブルペン待機する。

 21日からの鬼門ナゴヤドームでの中日戦を前に、20日の3戦目は絶対に落とせない試合だ。「これから、ずっとそういうつもりでやっている」。5年ぶりのリーグ制覇へ、後がない戦いが続く。

 [2010年9月20日12時29分

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