<ソフトバンク11-4西武>◇19日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンク自慢の中継ぎ陣が大一番で踏ん張った。先発の大隣憲司投手(25)が西武打線につかまり痛恨の3被弾、2回1/3を投げ4失点で早々とノックアウトされた。しかし、それ以降の流れを渡さなかった。高山コーチが「金沢、森福が流れを止めてくれた。ファルケンボーグも大丈夫だった」と労った“火消6(シックス)”の活躍は絶大だった。
金沢-森福-ファルケンボーグ-甲藤の4人が3回途中から後続を断ち、無失点。秋山監督も「先発ピッチャーが早い回でやられちゃうからさ。中継ぎに負担がかかるけど、その中でしっかり投げているからこういう試合になる」とたたえた。
今季2勝目を挙げた森福允彦投手(24)は、小久保の本塁打判定で猛抗議する監督やコーチ陣の熱意にも燃えていた。「監督やコーチが熱くなっているからにはやらないわけにいかない。やってやろうという気持ちだった」と奮い立ったという。
この日、5投手で計10個の三振を奪い、05年に阪神が記録したシーズンのチーム通算1208奪三振の日本記録に並んだ。球史に残る投手陣を代表してファルケンボーグは言った。「相手も必死だがこっちも必死。西武3連戦というのではなく、あと4つ全部取るつもりでやる」。
この日の4人の登板で、守護神の馬原と、摂津を温存できた。「摂津、馬原を休ませられたのも大きかった」と高山コーチ。20日からの全試合を戦う上で、大きな1勝となった。【菊川光一】
[2010年9月20日11時46分
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