ヤクルト青木宣親外野手(29)が地元宮崎で起きた新燃岳噴火の復興のために「青木基金」を立ち上げる。「口蹄(こうてい)疫とか最近は暗い話題ばかり。ヒット1本で1万円とか、そういう形でやっていきたい」と話した。地元に対する思い入れは人一倍強く、今季はヒーローインタビューで宮崎弁を使うプランも秘める。「実家は大分寄りだけど、火山灰が来たと言っていた。被害は広範囲。何とかしてあげられたら」と協力は惜しまない。2年連続200安打なら200万円。地元救済を、シーズンに向かうモチベーションにする。

 [2011年2月5日8時4分

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