キューバが4-3でオーストラリアに逆転勝ちし、準決勝に一番乗りした。

守護神のR・マルティネス(中日)が最後を締めると、マウンドに選手が大集合。ペットボトルの水をかけるなど、優勝したかのような大騒ぎとなった。ヨンソン監督は「とても感動している。とても拮抗(きっこう)していた。1点差でモイネロ(ソフトバンク)とライデルの日本にいる2人がよかった」とNPBリレーとなった救援陣をたたえた。

日本戦がないにもかかわらず、東京ドームには3万5061人の大観衆が集まっていた。ヨンソン監督は「とても重要なのはモイネロとライデルはとても集中力を持っている。彼らのような経験がなければ、このような満員では落ち着いて仕事ができない」と分析した。5回にはロッテ、ソフトバンクで活躍したデスパイネが勝ち越し犠飛。先発のY・ロドリゲス(中日)は1失点の好投。満員の東京ドームを経験しているNPB経験者が、投打ともに活躍した。

キューバの4強入りは、準優勝した06年の第1回大会以来17年ぶり。今大会はモンカダ(ホワイトソックス)ら初めて他国に亡命したメジャーリーガーを代表に招集した。指揮官は「とても難しい作業だった。(参加を)嫌がる人もいた。(メジャーリーガーが)少しずつチームに溶け込んでくれ満足している」。主将を務めるデスパイネを中心に、日米で活躍する選手が結束し、強豪復活を印象づけた。今後は渡米し、マイアミで19日(日本時間20日)に準決勝を戦う。

【WBC】デスパイネら活躍!キューバがオーストラリアに逆転勝ち、準決一番乗り/準々決勝詳細