ボクシングWBA世界スーパー・ライト級王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)が1日、都内の帝拳ジムで練習を公開した。
8日の横浜アリーナでのトリプル世界戦で、同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)を迎え撃つ。井上尚弥(大橋)と同様に、階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の1回戦。
練習はシャドー、ミットとサンドバッグ打ちにストレッチで、約15分動いただけだった。実に静かな口調も「初防衛と勝ち続けて優勝する」と宣言した。9月27日に来日して4日目。相手は試合5日前の3日来日に「時差や気候にもうまく調整できている」と万全の準備を強調した。
アマでは300戦以上の経験もあるが、ロンドン五輪代表は逃した。11年にプロ転向後は22勝(19KO)2敗。16年に英国で世界初挑戦、17年の米国での挑戦者決定戦とも微妙な判定負け。アマ、プロともあと1歩抜け出せず。拠点を米国に移し、現在のウィルソン・トレーナーの指導を受け始めた。「経験、試合運びや技術を学んだ」と、その成果で3月に王座を獲得した。
トロヤノフスキーはIBF同級王座を3度防衛し、小原佳太(三迫)もリング下まで落とすKO勝ちをしている。27勝(24KO)1敗で愛称はイーグルに対し、レリクのニックネームはマッド・ビーン。自ら「普段はおとなしいがリングでは激しい試合をする」と説明。狂った蜂がワシを刺しまくる。

