地獄の墓堀人ジ・アンダーテイカー(53)が6日のPPV大会スーパー・ショーダウン(オーストラリア・メルボルン)で「最後の対決」として激突するトリプルH(49)を墓石式脳天くい打ち(ツームストン・パイルドライバー)で葬った。

このPPV大会でトリプルHのセコンドにつくショーン・マイケルズから「いよいよスーパー・ショーダウンで『最後の対決』ジ・アンダーテイカー対トリプルH戦だ。オレもセコンドに付いて、何かあればリングに上がってスイート・チン・ミュージックを出してやる」と挑発を受けると、まずは背後からアンダーテイカーの弟ケインがマイケルズを襲撃。さらに兄アンダーテイカーも姿をみせると、盟友のピンチにトリプルHも助けにきた。

アンダーテイカーはトリプルH、ケインはマイケルズを捕獲すると、そのままチョークスラムで迎撃。最後はアンダーテイカーが墓石式脳天くい打ちでトリプルHにとどめをさした。大の字となって戦闘不能の対戦相手を見下ろすと、アンダーテイカーはケインとともに無言のままリングを後にした。PPV大会の「最後の対決」を前に「地獄兄弟」が大きな存在感をみせつけた。