亀田3兄弟のいとこで「浪速の狂拳」の愛称を持つ亀田京之介(20=協栄)がプロ3戦目で初連勝を飾った。2勝(2KO)1分無敗の溝越斗夢(19=緑)とフェザー級4回戦に臨み、3-0の判定勝利を挙げた。

試合開始からピリピリムードが漂う打ち合いになると亀田京は1回に左フック、2回終了間際にはワンツーをクリーンヒットさせた。最終4回には激しい打ち合いも展開。判定結果も39-37、40-37、40-36と最大4ポイント差がつく圧勝だった。

判定勝利にガッツポーズをみせた亀田京は「相手が強く、警戒して出が出せなかった。練習不足ですね。でも勝てて良かったです」とほっとした表情。SNS上で対戦相手を募集した際、挑発してきた溝越との対戦が決まり、試合中継したAbema TVの企画で両者がそろった時には乱闘劇も繰り広げていた。

今年1月のプロデビューから2勝1敗と勝ち越したものの「自分でも納得した試合内容ではない。高いチケットを買って来てくれたみんなには謝りたい。もっと頑張ってレベルアップしていきたい」と決意を新たにしていた。