那須川天心への挑戦者を決めるトーナメントの準決勝で、鈴木真彦(23)が江幡塁(29)に3-0で判定勝ちした。

初回、パンチの連打で追い立てるも、江幡が打ち終わりを狙う。鈴木がワンツーをクリーンヒットさせて、コーナーに追い込んだが、江幡が左右のフックでダメージを与え脱出。スリリングな展開は試合終盤にもつれ込んだ。

だが、3回、江幡のワンツーからのフックをかわし、お返しのワンツーでロープ際に追い込むなど優位に進めた。

お互い過去に那須川に敗れた経験を持つ者同士で、鈴木は15年に敗北以来、5年間負けなしの20連勝とした。