WWEヘビー級王者ボビー・ラシュリーが2日連続のシングル戦勝利を挙げた。

自ら指名したエグゼビア・ウッズをハートロックで沈めてタップ勝ち。7月18日(日本時間19日)のPPV大会マネー・イン・ザ・バンクで王座挑戦が決定した元王者コフィ・キングストンを挑発してみせた。

オープニングにラシュリーが仲間のMVP、そして美女軍団を引き連れ、前日20日の王座防衛をシャンパンで乾杯(トースト)して祝っていると、ユニット「ニュー・デイ」が登場。運んできた焼きたてのトーストをリングに投げ入れたニュー・デイのキングストンは「俺はオープンチャレンジ(幅広く挑戦者を募集)でお前を倒したが覚えているか? PPVでお前の王座に挑戦する」と表明するとラシュリーは即座に受諾した。

さらにラシュリーは「今日は(ニュー・デイの)ウッズと試合してやるよ」と提案し、ヘル・イン・ア・セル形式シングル戦で対戦した。ショルダータックルやネックブリーカーで攻め込んだ王者は、ウッズに攻撃をかわされてポストに誤爆。さらにパイプいす攻撃まで食らった。勢いに乗っていたウッズのスーパーキックからのスプリングボード・エルボードロップでテーブルごと倒されたものの、ラシュリーは打たれ強かった。

セットしたパイプいすにウッズをたたきつけると最後はスピアーから必殺のハートロックでギブアップを奪ってみせた。試合後、金網の外で試合視察していたキングストンに見せつけるように再びハートロックでウッズを痛めつけていた。