“元アウトローのカリスマ”こと瓜田純士が、「ケンカバトルロワイヤル」代表・バン仲村との“因縁”に決着をつけた。
第27試合のウエルター級（75キロ以下）ワンマッチで激突。延長戦、カウンターの右ストレートでダウンを奪うなど試合を優位に進め、判定5－0で勝利した。勝敗が決まった後は涙を流して抱き合うなど、過去を清算した。
2人の戦いは、1分では収まらなかった。互いに間合いを詰めて、バチバチの殴り合いを展開。気持ちを拳に乗せて語りあった。出会いは10年以上前。アウトローの世界で親友同士だったが、ある出来事をきっかけに仲たがいした。仲村は瓜田と戦うためにオーディションに参加。「（瓜田を）ボコボコにして逮捕された」過去があることを告白していた。
試合に勝利し、マイクを握った瓜田は「戦ってくれた光。心を傷つけたまま10年がたってしまった。今日は拳でぶつかりあえてよかった」と男泣き。会場は温かい拍手に包まれていた。
