今日24日にタイ・バンコクのインパクトアリーナで開催される「ONE170」(24日午後8時15分からU-NEXTで配信)に、現在ONEデビュー2連敗中の元K-1ワールドGP2階級制覇王者・野杁正明(31=team VASILEUS)が出場する。フェザー級キックボクシングでシャーキル・タクレティ(イラク)と対戦する野杁のインタビューをONEが公開した。一部抜粋して紹介する。

-今のコンディションは

「前回の試合が終わってから大きなケガもなくて。すぐ練習も再開していたので、コンディション自体はいいんじゃないかなと思います」

-対戦相手タクレティ選手の印象はいかがですか

「印象としては“ザ・ムエタイ・ファイター”といった感じです。長身でリーチを生かした攻撃、パンチ、蹴りを出してきて近づいてきたらアッパーだったり、ヒジを打ったり、首相撲で組んだりっていう感じの選手です。相手も自分の前回の試合(昨年12月のリウ・メンヤン戦)を見ていると思うので、前回みたいな距離をつぶして圧をかけてくるスタイルで来るのか、それとも距離を取って戦ってくるのか分からないですが、どう来てもいいように対策はしっかりと練ってきたので大丈夫かなと思います」

-仮にタクレティ選手が、彼の従来通りの戦い方をしてきた場合、野杁選手的にはいかがですか

「(自分の戦いを)出しやすいと思います。実際リング上で対峙してみないと、距離感は分からない部分ではあるんですが。前回の様にくっつかれるよりかは僕は戦いやすいです」

-今回の試合は野杁選手が前回の悔しい敗戦からどう修正してきたか、ファンが期待して見る内容になりそうです

「日本のファンの人達から、野杁はやっぱり70キロでは通用しないとか、結構そういう声が多いので、そういった人たちにも、また夢を持ってもらえるように。実際、期待の声はもうゼロに近い状態だと僕の中では思っているので、勝つだけじゃなくて、内容だったりとか、勝ち方だったりが必要になってくると思うので、今後に向けてそこを意識していきたいと思っています。その上で、どんな勝ち方でもONEで1勝を取りたい。それが僕の今の目標というか、やるべきことだと思うので、がむしゃらさで、まずは1勝をつかみ取りたいと思っています」

-ONEに参戦しキャリア初の連敗ということで、かなり気持ちが落ちてしまった時があったと報道されています。そこから持ち直す上で、支えになった言葉や、周囲の言動などは

「挙げたら沢山あるのですが、トレーナーの方々の気にかけてくださる優しさだったりとか。試合後にチャトリさんと話させてもらい激励されたことも大きかったです。ただ、1番はやはり1番近くで見てくれている妻の存在です。妻からもいろいろ言われましたけど、それが僕の中では1番大きかったです」

-team VASILEUSのメンバーはどうですか

「1月11日にジムのオープンパーティーやらせていただいて。2025年のteam VASILEUSの初戦は僕なので、良い流れを作りたいです。この後にも、試合がある選手が沢山いるので、そう言った選手たちにも良い流れと良い内容でバトンタッチしたいので、その思いでパワーもらっています」

-武尊選手もセコンドに入られるんですか

「今回は武尊くんは来ないです。3月のロッタン戦に向けてアメリカ合宿に行っているので。ギリギリまで来てくれようとはしてくれていたんですけど、僕が『自分の練習を優先してください』と言いました。なので、渡辺雅和トレーナーとチームメイトの与座優貴がサポートできてくれます」

-与座選手とスパーリングなどは行っていますか

「そうですね、やります。与座キックもそうですし、優貴は本当に技が多彩な選手で、殺傷能力がどの技もあるので。僕も意見聞いたり、優貴からも自分の意見を尋ねてくることもあります。チームメートですけど、尊敬できる後輩の1人ですね」

-武尊選手も海外合宿で物理的には別々ですが、気持ちの上ではセコンドについているような感じですね

「そうですね。ジムの先輩ですし本当に第一線で活躍しているトップファイターの1人ではいるんですけど、自分にとってはプライベートでも、ずっと常に見守ってくれる感じの本当にお兄ちゃん的な存在です」

-最後に日本のファンにメッセージを

「今回はONE3戦目ですが、本当に失うものは何もないので。チャレンジャーらしく最初からがむしゃらに勝ちをつかみ取りに行くので、良い結果、良い内容で終われることを祈って見ていてください。応援よろしくお願いします」