浅香山審判部長(元大関魁皇)が、取組中に力士が動いている間は安易に物言いを付けない方針をあらためて示した。「状況に応じて、微妙なところは流してやる。出てなくて(手を挙げてしまう)ということもある。しっかりみていこうということ」と説明した。

取組中にうかつに手を挙げると、力士が動きを止め、誤審につながる可能性がある。一方、3日目は藤ノ川が明らかに土俵外に踏み出していながら、その時点で止めなかった。浅香山審判部長は「昨日のあれは、出ていたと言われてしまう」とも話した。

3日目のこの一番は決まり手が変更になったものの、勝敗は変わらなかったため、大きな混乱にはつながらなかった。このような場合は、動きが止まった後に、確認の物言いをつけるべきなのか。浅香山審判部長は「軍配が逆だったらね。(このケースは)勝負はそのままだったから」とした。

3日目の幕内後半で審判長を務めた尾上審判部長(元小結浜ノ嶋)は「浅香山親方と話して、九重親方に聞いて、全体的(な通達)じゃないが、(方針は)変わっていない。みんなの目があるけど、再確認は大事。自分も勉強になりました」と話していた。

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