日本相撲協会は30日、大相撲夏場所(5月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

 3月の春場所中、付け人に暴力をふるい途中休場(3勝6敗6休)した貴公俊(20=貴乃花)は、東十両14枚目から西幕下9枚目に陥落した。夏場所は1場所の出場停止処分を下されたため、7月の名古屋場所では幕下50枚目ほどまで番付を下げそうだ。

 他の貴乃花部屋の関取衆では、春場所をケガで途中休場(3勝8敗4休)した貴景勝(21)が西前頭3枚目から同10枚目に番付を落とした。昨年10月に元横綱日馬富士関から暴行を受けた影響で2場所連続休場し、3場所ぶりに春場所(8勝7敗)で土俵復帰した貴ノ岩(28)は、西十両11枚目で1枚、番付を上げた。8勝7敗で勝ち越した貴源治(20)は番付を2枚上げて西十両8枚目となった。