西序ノ口24枚目・勝南桜(しょうなんざくら、22=式秀)が大熱戦も及ばず、102連敗となった。

東13枚目、15歳の加藤(田子ノ浦)と対戦。仕切り直しの立ち合いで突き放されたが、土俵際で右四つに食い止めると大熱戦を展開。お互い体を入れ替えながら寄り立てる攻防となったが、最後は勝南桜が力尽きた。

今場所は5連敗となり、19年初場所の6番相撲からの自身の連敗記録を更新した。

師匠の式秀親方(元幕内北桜)によると、稽古熱心で右四つの形を作ってきているが、本場所で稽古場の力が出せないという。ただこの日の相撲は、長いトンネル脱出への光を見せた。

取組後の取材対応はなかった。