HKT48指原莉乃(24)が26日、横浜市内で行われた「クリスマスジュエリープリンセス賞」の表彰式に出席した。「クリスマスに宝石をプレゼントしたい、最も輝いている女性」の代表として選ばれた。指原は選抜総選挙3連覇を達成しただけでなく、ドラマやバラエティー番組など、アイドルという枠にとらわれない活躍をしたとして、特別賞を受賞した。

 宝飾業界の関係者らが出席した表彰式で、指原は「皆さんも『何で私が?』と思っていると思いますけど、私が一番ビックリです」と自虐を込めて語った。「こういううれしいお仕事が決まっても、水の中に落ちたりする仕事も定期的にあるので、今日もいつ横浜の海に落ちるのかドキドキした」とジョークで場を和ませた。

 副賞のペンダントを身に付けると、「ジュエリーをもらったことも、あげたことも、買ったこともないので、思い出がないんです」と正直に告白した。それでも、きらびやかな輝きを放つ胸元に目をやり、「いつか母親にプレゼントしたい」と家族思いな一面も見せた。

 イベント後の囲み取材では、報道陣から「ジュエリー業界からの圧倒的な支持で受賞されましたね」、「圧倒的に輝いていますね」などといじり倒され、「遊びに来たんですか?」と照れ笑いで返した。イベント前には、モデル部門で受賞した藤田ニコル(19)と場違いぶりを話していたというが、「にこるん(藤田)がいざ壇上に上がったら、めっちゃきれいでビックリした」と驚いていた。受賞は誰にも報告しておらず、最初に報告したい人を聞かれると、48グループ総合プロデューサーの秋元康氏の名を挙げた。「秋元さんは、私がこんな賞をもらったと聞いたらビックリすると思う。信じてもらえるように頑張ります」と笑った。

 女優部門で受賞した川島海荷(23)は「小さいころ、クリスマスに欲しかったのはゲームとかぬいぐるみだった。この年になると、ジュエリーのプレエントには憧れがあります」と語った。昨年で女性グループ9nineを脱退。女優として独り立ちしており、「何歳になっても、何年たっても、ジュエリーをあげたい女性と言われるように輝き続けたい」と誓った。

 ほか歌手部門でmiwa(27)が受賞した。