お笑いコンビ、カミナリの竹内まなぶ(31)と石田たくみ(31)は在宅の日々の中、趣味や家族との時間を充実させている。新型コロナの影響で番組収録や営業がなくなり、観客の前でネタ披露はできないが、再びステージに立つ瞬間を楽しみにしている。

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-コロナ禍でも、それぞれ充実した時間を過ごしています

竹内まなぶ(以下まなぶ) 元々お菓子作りが好きなので、実家で栽培しているブルーベリーを送ってもらって、作ったスコーンをインスタにあげたりしています。それが今の楽しみです。砂糖、バター、チーズはレシピの2、3倍入れるのがコツです。

石田たくみ(以下たくみ) 5歳の女の子と2歳の男の子がいますが、幼稚園も5月後半までお休みになりました。いつも以上に遊ぶ時間が増えましたね。無理だろうと思っていた掛け算を娘に教えたら、覚えちゃって。意外と頭いいなって。

-客前でのネタは封印中ですが、気持ちは前向きですね

たくみ (収束後は)何やってもウケるんじゃないかって気持ちはあります。お客さんからも「やっとそういうのが見られた」って言ってもらえるのかなと。一番ハッピーになるのは間違いないと思ってます。

まなぶ ジンとくるんだろうなって。

たくみ 漫才師って「3日やってないと無理」って言う人もいるんですけど、僕らはそういうの感じたことないんです、正直。そこに不安はないですね。

-コロナが収束したら

たくみ 今は休みの日にも出掛けられない状態。車に乗って友達と旅行とか買い物行ったりとか、プライベートな部分をまずやりたいですね。外に出ていいですよってなった時、楽しさが2倍にも3倍にもなって感じると思う。解放された時、うんと楽しめるはずなので、頑張りましょう。

まなぶ 僕は営業とか漫才とか早くしたいなと思っていて。再開して1000人や2000人の前で漫才したら、感動して泣くだろうなあ~と思っていたら、想像だけで泣いてました(笑い)。いつも通りの風景だったので、ありがたく感じるんだろうなと思います。(構成・遠藤尚子)

◆カミナリ ツッコミの石田たくみは1988年(昭63)7月6日生まれ。ボケの竹内まなぶは1988年(昭63)9月16日生まれ。茨城県出身の幼なじみコンビで、11年結成。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」木曜日リポーターなどレギュラー多数。

カミナリのポーズを決める竹内まなぶ(左)と石田たくみ(撮影・河田真司)
カミナリのポーズを決める竹内まなぶ(左)と石田たくみ(撮影・河田真司)