土屋アンナ(31)の稽古無断欠席で舞台公演が中止になったとして、甲斐智陽プロデューサー(64)が損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は25日、請求を棄却した。

 土屋はこの日夜、都内の自宅近くで取材陣に囲まれ、判決について語った。損害賠償が棄却されたことについて「お金(の問題)じゃない」ときっぱり答え、「ファンや家族、多くの人に心配をかけた」と騒動を起こしてしまったことを反省していた。判決に至るまでの2年半は「長かった」。係争中は「早く終わってほしいとずっと願っていた」という。判決前は「どんな結果になっても受け入れようと決めていた」といい、甲斐氏に言いたいことはないかと聞かれると「(何か言葉を)返すと、また返ってくるから。ダンマリです」と大人の対応をみせた。