世界94カ国を旅した“旅ドル”で作家の歩(あゆみ)りえこ(34)が、妊娠8カ月であることが30日、分かった。出産予定日は11月初旬で、性別は男の子だという。

 歩は台湾最難関の国立の台湾大に合格、来月から通学を始める。一昨年10月に台湾の会社員アラン氏(31)と結婚、昨年5月に長女を出産、タレント、作家として活躍している。現在、都内の実家に帰省中の歩は、日刊スポーツの取材に答えて「育休という観念はありません。出産ギリギリまで仕事も、勉強も、子育ても頑張ります。長女の時は、ハラハラドキドキしましたが、心の準備も万全です」と笑顔を見せた。

 来月3日に台湾に戻り、学業と出産の準備をする。「台湾大は大学内に託児所があり、育児のために3年間の休学が認められています。女性が子育てをしながら学ぶ環境が整っている。日本では出産のために女性が、仕事のキャリアを断念せざるをえないことがあるけど、日本と台湾の懸け橋となって、子供を持つ女性が働ける環境を整えるのに役立ちたい」。

 また、妊娠した女性が付けるマタニティーマークについても「親族の出産とかの経験がない若い男性は、存在すら知らない場合が多い。妊婦が安心してすごせる世の中になるようにPRしていきたい」と話した。