女優の田中道子(27)が14日、都内でファースト写真集「M」発売記念イベントに出席した。

 13年のミス・ワールド日本代表で、昨年3月にモデルから女優へと転身した。同年10月に所属事務所の先輩、米倉涼子主演のテレビ朝日系「ドクターX~外科医・大門未知子~」で女優デビュー。現在も4月スタートのフジテレビ系ドラマ「貴族探偵」(月曜9時)に事件現場の状況を科学的に検証する鑑識役として出演中だ。

 この日用意された写真集は400冊が完売した。このタイミングでの発売には「まだ早いと思った。感無量です。やっと女優としてのスタートラインに立てたような気がします」。撮影はミスワールドの世界大会で訪れたインドネシアのバリ島で行った。下着姿などセクシーショットも満載で「モデルの経験はありましたけど、人前で下着の撮影はしたことがなかった。Tバックを履いてベッドに寝てるところを男性に囲まれながら撮影して…。恥ずかしくて最初はポーズがとれなかった」と振り返った。撮影を進めるにつれ、次第に恥ずかしさも吹っ切れたといい、お気に入りの1枚にも下着姿の写真を挙げた。「やってるうちにテンションが上がってきて、殻を破ることができたと思う。いい思い出になりました」。

 身長172センチの9頭身という抜群のスタイルでモデルとしても活躍していた。英語も堪能で、2級建築士の資格も持っており、23歳でミス・ワールドに選ばれるまでは建築士を目指していたという理系女子だ。芸能界デビューに関しては両親から反対されたといい「特に教師をしている父親が反対していた。『(芸能界に入ると)地獄に落とされるぞ』って言われました。この写真集もまだ見せていません。だってTバック姿もあるので…。ごめんねお父さん」と話した。それでも「ミス・ワールドになって帰ってきたら『さすが俺の子やな』と言われました。父は今では私の一番のブログチェッカーになっています。いきなり(写真集を)送ろうかな。きっと認めてくれると思います」と話した。

 また恋愛については「(今の事務所が)恋愛禁止なんですよ。26歳でデビューしたので、30歳まで。今はまだやりたいことがたくさんある。いい人がいたら目星をつけておこうかなって感じです。そこまで待ってくれる人がいれば」と笑顔をみせた。

 同写真集は15日から発売する。