安藤優子キャスター(58)が、過去にテレビの中継リポート中に痴漢被害に遭っていたことを明かした。

 安藤キャスターは6日深夜放送のテレビ東京系「チマタの噺」に出演。リポーターとして活動していた当時の思い出を語った。リポート中に危険な目に遭ったことがあるかと尋ねられ、「しょっちゅうありますよ。一番腹が立ったのは……」と、フランスで行われたワールドカップの中継リポートをしていた時のエピソードを披露した。

 「フッとお尻に何か感じたんですよ。気のせいかなと思ってそのままリポートしてたら、やっぱりお尻を触られてるんですよ。痴漢行為ですよね」と被害に遭ったことを明かした安藤キャスター。振り返って若い男に「あんた、私のこと触ったでしょ!」と問い詰めたという。「英語で言ったんですけど、その男はドイツ人で『英語ワカリマセン』って……わかってるじゃない!」と笑いながら当時のやりとりを振り返った。

 安藤キャスターは、周囲に集まっていた警察車両にその男を引きずって行ったという。「絶対に許しません。あんなのは絶対、『東洋の女は俺たちが触ったら喜ぶに違いない』とか思ってるんですよ。許せないでしょ!?」と憤慨。その男は強制送還となったことを明かした。