東方神起が21日、都内で約2年ぶりの再始動会見を行った。ユンホ(31)が今年4月、チャンミン(29)が今月18日に韓国軍から除隊。この日午前中に韓国で会見を行い、午後に来日、22日は香港と3カ国で会見を行って再始動をアピールした。海外アーティストとしては史上初となる3度目の全国5大ドームツアー開催や、10月25日に復帰記念アルバムを発売することを発表した。

 スーツ姿の2人が登場すると、無数のフラッシュが注がれた。日本でのツーショットは、15年4月3日放送のテレビ朝日系「ミュージックステーション」に出演して以来とあって、会見には100人を超える報道陣が駆け付けた。

 午前中に韓国で会見を行い、午後に来日したばかりだったが、疲れも見せず笑みを振りまいた。ユンホは「2人で合わせて『東方神起です』と言えたのがとてもうれしい。これが新たなスタートになります」。チャンミンは、除隊してからわずか3日で「久しぶりに社会に戻ってきて、人の前にまだ慣れていない。せめて1日くらいは休めると思ったのですが休めず…」と笑いを誘いつつ「また皆さんの前に立ててうれしい」と話した。

 約2年間の活動休止期間で、お互いの存在の大切さを再認識したという。ユンホは「今までずっと隣でやってきて、この2年間離れて、自分の家族なんじゃないかと感じられた。この瞬間を待っていました」。チャンミンも「ユンホ、家族、スタッフ、ファンがいてくれる大切さを重く感じられるようになりました」。久しぶりの来日で、チャンミンは「日本語もうまく話せないかなと思ったのですが…」とよどみなく話すと、すかさずユンホが「(4カ月早く除隊した)俺よりペラペラだよ」と突っ込むコンビネーションも見せて、会場を温めた。