サンドラ・ブロック(53)が、米テキサス州南部を直撃した「ハリケーン・ハービー」による犠牲者への支援金として、米国赤十字社に100万ドル(約1億1000万円)を寄付したことがわかった。

 テキサス州オースティンに家を所有するブロックは29日、米情報サイトE!にコメントを発表。「支援することができて、本当にうれしい。私たちは、お互いに助け合わなくてはなりません」と語った。ブロックは東日本大震災の時にも、義援金100万ドルを寄付したことで知られている。

 USウィークリー誌電子版などによると、ブロックの他にもセレブたちが続々と、「ハリケーン・ハービー」の犠牲者支援のため寄付を行っており、ジェニファー・ロペスと恋人のアレックス・ロドリゲスがそれぞれ25万ドル(約2700万円)ずつを寄付。

 コメディアンのケヴィン・ハートが27日、インスタグラムで友人らに寄付を呼びかけたのを機に、ラップ歌手のクリス・ブラウンが10万ドル(約1100万円)、アクション俳優のデウェイン・ジョンソンが25万ドルをそれぞれ寄付したという。

 リアリティ番組で知られるタレントのクロエ・カーダシアンも、キム・カーダシアンら4人の姉妹たちや家族とともに、米国赤十字社などへの義援金として総額50万ドル(約5500万円)を寄付したことを、インスタグラムで発表している。

 テキサス州ヒューストン出身のビヨンセも28日、地元の新聞ヒューストン・クロニクルに、被災地となった故郷を助けたいとコメントしたが、金額は明かしていない。(ニューヨーク=鹿目直子)