米歌手レディー・ガガ(31)が8日(日本時間9日)、世界ツアー終了後の12月中旬から音楽活動を休止すると発表した。

 ドキュメンタリー映画が特別上映されたトロント映画祭で「どのくらいの期間になるか分からないが、休もうと思う」と明かした。

 13年に股関節の手術とリハビリのためにツアーをキャンセルして活動休止をしたこともあるガガは、今年2月に行ったスーパーボウルのハーフタイムショーなどの激しいパフォーマンスで慢性的な傷みを抱えており、「ヒーリングが必要」と語っている。また、先月末にニューヨークで行ったスタジアム公演で雨の中パフォーマンスを行ったことで体調を崩し、4日に予定していたモントリオール公演をキャンセルしていた。

 一方で、「創作活動をしないという意味ではない」と語り、最近も俳優ブラッドリー・クーパーと共演する映画「スタア誕生」のリメーク版の撮影に参加するなど、女優業は継続するようだ。

 現在、アルバム「ジョアン」を引っ提げ、3年ぶりとなる世界ツアーを敢行中。日本での公演やイベントは予定されていない。(ロス=千歳香奈子通信員)