関ジャニ∞丸山隆平(33)が2日、都内で、主演映画「泥棒役者」(西田征史監督、18日公開)の舞台あいさつに登壇した。

 劇中の絵本に登場する猫のキャラクター、タマの着ぐるみ姿でステージに上がると、まさか丸山が入ってるとは知らないファンからは「タマちゃんかわいい~」と声があがった。

 司会者の呼びかけで「丸ちゃーん!」と観客に呼ばれると、「はーい!ニャー!」と着ぐるみの頭を外してにんまり。観客から「分からなかった」と言われると「よし、これで職を失ってもバイトが!」とうれしそうだった。着ぐるみの中に入るレア体験に「アイドルとは違う歓声を味わえました。『丸ちゃんかわいい』よりも『タマかわいい』のほうが気持ちよかったね!」とすがすがしく笑った。

 盗みに入った家で次々と他人に間違えられ、その役を演じる羽目になってしまった泥棒が巻き起こすドタバタ喜劇。共演の市村正親、ユースケ・サンタマリア、高畑充希、石橋杏奈も登壇した。丸山演じる泥棒の恋人を演じた高畑は、「(丸山に)最初にお会いしたのは関西のバラエティー。そのときめっちゃぶっ飛んでて、(今作で)会話が成立しなかったらどうしようって思ってました」と笑いながら明かしたが、「めちゃくちゃ紳士的で、2日間しか撮影がなかった私のことを歓迎してくださいました」と丸山の優しさに感謝していた。