明石家さんま(62)が、25日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜午後10時)に出演し、自ら企画・プロデュースの米動画配信大手「Netflix(ネットフリックス)」ドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」で、さんま役に起用された玉山鉄二(37)について「本当にありがたい話。まさか玉山君が引き受けてくれるとは…。ガッツポーズどころやあらへんで! お礼を言いたい」と喜んだ。

 ドラマは当初、小出恵介(33)がさんまを演じ、今年7月から世界190カ国で同時配信予定だったが、配信1カ月前の6月、小出が未成年の17歳女性との飲酒や淫行に及んだことが発覚し、無期限活動停止となった。小出の無期限活動停止を受けて、制作側はさんま役を別キャストで再撮影すると発表。配信日を延期していた。

 同番組パーソナリティーのさんまは「玉山君の(事務所の)社長が、沢田研二さんの昔のマネジャー。お世話になった」と話し、同社長が「さんまさんのドラマやから引き受けろと動いてくれた」と明かした。

 関係者に感謝しながらも「他の役者さんが1度、やった役やからいやだろうなと半分、あきらめかけていた」と本音も漏らした。

 さんまによると、玉山が偶然、1人娘でタレントのIMALUと飲食店で一緒になり「実はお父さんの役をやることになった」と打ち明けられ、さんまの日常のクセなどを聞き取りされたという。

 「玉山君の熱心さで周りも引き締まる。ホント、助かっている。まさかの玉山君が引き受けてくれた」

 来年1月から撮影を開始する予定。ジミー役の中尾明慶(29)ら同じ出演者らが再結集し、内容はほぼ変わらず、必要部分を撮り直す形となる。