タレントのクリス松村が、横綱日馬富士の引退会見を受け、「たいへん不思議なもので独特な考え方」と印象を語った。

 日馬富士は29日の引退会見で、貴ノ岩を暴行したことについて「先輩横綱として、弟弟子が礼儀と礼節がなっていない時に、それを正し、直し、教えてあげるのは先輩としての義務だと思っています」と釈明したが、謝罪の言葉はなかった。

 クリスは30日、「暴力による正義はない」のタイトルでブログを更新。「被害者側に立っていない考え方には疑問を感じます」と不信感をつづり、「暴力をふるうような指導が必要なスポーツをスポーツと呼べるのか? そもそも指導の根拠もまだ謎ですが…。根本的謝罪なき責任論に思えましたが、それはたいへん不思議なもので独特な考え方、独特な世界のように私には映りました。警察の判断に注目したいと思います」とした。