松竹は6日、舞台「スーパー歌舞伎2(セカンド) ワンピース」で10月に左腕を骨折した市川猿之助(42)について、来年1、2月の東京・歌舞伎座公演で決まっていた配役を一部を除いて代演に変更すると発表した。

 1月の「寿 初春大歌舞伎」は「菅原伝授手習鑑 寺子屋」の「涎(よだれ)くり与太郎」役のみ出演し、他の配役を中村勘九郎らが代演。「二月大歌舞伎」の配役は片岡孝太郎が代演する。

 両公演は「二代目松本白鸚」を襲名する松本幸四郎らの襲名披露興行で、猿之助は1、2月共に襲名口上には出演する方向で調整しているという。