今年1月に50歳にして第1子となる息子を出産した米歌手ジャネット・ジャクソン(51)が、息子の生まれて初めてのクリスマスは離婚調停中の夫でカタール出身の大富豪ウィサム・マナ氏が暮らす英ロンドンで過ごすと報じられた。

 ジャクソンは、2012年に結婚したマナ氏と出産直後に別れ、9月からは妊娠・出産で延期していたツアーを再開している。そのツアーも17日で終えることから、息子を父親に会わせるためにクリスマス休暇はロサンゼルスにいる母や兄弟ら家族とは過ごさずに、ロンドンに向かうと米メディアは伝えている。関係者によると、マナ氏はジャクソンがツアーに息子を同伴することを許可する代わりに、ホリデーは息子と一緒に少しでも長く過ごすことを望んでいたという。

 またジャクソンがツアーを終えて一段落したことで、今後は時間をかけて互いに離婚や息子の親権になどについても協議することになると見られている。ジャクソンは来年には、欧州やアジアでもツアーを行うことを計画していると言われており、今後の離婚裁判の行方にも注目が集まりそうだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)