歌手の山本譲二(67)が、ケンカの仲裁に入ったはずが自身も手をあげたことで警察沙汰(ざた)になった過去を明かした。

 山本は21日放送のフジテレビ系「バイキング」に出演。元横綱日馬富士関の暴行事件に関する話題から、自身の経験を語った。

 東京・銀座で飲酒をした後にタクシーを待っていたところ、列の先頭で一般人がケンカをしているのを見つけ、仲裁に入ったという。しかし「やめろよって間に入った瞬間に1発食らわされて、殴られたの。俺もう頭きて2人の男をブチ切れて殴って……」と、自身が手を出してしまい、「築地署からパトカーが2台来て、俺、築地署に連れて行かれたんですよ」と明かした。

 警察署では、「先に殴られた」と正当防衛を主張するも、「相手を見てみろ、歯が3本も抜けて。過剰防衛だ」とお咎めを受けたという。まだ「みちのくひとり旅」がヒットする前の出来事だったとし「『みちのく』が売れた後じゃなくてよかった。その1年前だった」と大事にならなかったことに安堵(ど)するとともに、「過剰すぎるといけないんだと、その時に反省した」と振り返った。