「第68回NHK紅白歌合戦」が12月31日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。特別出演の桑田佳祐(61)はNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の紅白特別編に録画出演し、横浜アリーナから中継で歌唱した。

 ソロ活動30周年の桑田が安室に続き、同じ企画枠で特別出演した。午後9時半からカウントダウン公演を開催した横浜アリーナから中継出演した。赤いTシャツ姿で「ウッチャン、有村さん、横浜アリーナです!」とご機嫌な様子で呼び掛けた。

 主要キャストが寸劇を披露した事前収録の企画「ひよっこ 紅白特別編」にも出演した。「涙くんさよなら」を作詞・作曲した浜口庫之助さんを演じた。弾き語りしながら「ひよっこ」のヒロインで紅組司会の有村ら主要キャストと歌った。桑田は「(寸劇の完成版を)まだ見てないんですよ。有村さん、いろいろご迷惑をかけました」と話すと、有村は「とてもすてきで大感激しておりました」と笑顔で答えた。桑田は総合司会の内村と親交があり「ウッチャン、いたの?」と気さくに呼び掛け、内村も「会いたかったです」と応じた。

 トークを終えると「ひよっこ」の主題歌「若い広場」を披露。NHKホールには、有村が演じた主人公の両親を演じた沢村一樹(50)と木村佳乃(41)も駆け付けた。