シンガー・ソングライターのナオト・インティライミ(38)が7日、映画「ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2」後編(加藤肇監督)公開記念舞台あいさつを東京・TOHOシネマズ新宿で行った。映画は5日に公開され、この日は親交がある浦和レッズDF槙野智章(30)がスペシャルゲストとして登壇した。

 この日が仕事始めという槙野は「6月には大切なW杯もあります。僕たちがスポーツ界を盛り上げていきたい。いいスタートが切れました」と笑顔を見せた。

 純粋に音楽を楽しむ心を取り戻したいと、再び世界を旅する姿に密着した作品。約半年で19カ国をめぐり、撮影時間は1000時間に及んだ。ナオトは難度が高いドリブルを決めたシーンについて「あそこだけは入れてくれ」と監督に頼み込んだという。槙野から褒められたナオトは「プレーを評価していただき、1番うれしい」と満面の笑みを見せた。

 ドルトムントMF香川真司(28)が住むドイツを訪れ、再会を喜び合うシーンも盛り込まれた。ナオトは「居候させてもらい、いろいろな話をしました。朝までゲームもしたり」などと明かした。